【GSX-R125】リアブレーキディスク交換
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重要保安部品交換
新旧ブレーキディスク |
リアブレーキの踏みしろがだいぶ大きくなってきました。最近あるポイントからいきなり制動力が立ち上がるようになってきたので、止まらないミサイルバイクになる前に交換。ホイール外してリアディスク変えるだけなので、チェック含めかかった時間は1時間程度でした。
余談:交換前のブレーキディスクを簡易測定
純正のブレーキディスクの使用限度は3.5mmです。本来ならマイクロメーターで測定が正確ですが、持ってくるの面倒だったので工具箱にあったノギスで簡易的に測定。この測定方法だとディスクの最も盛り上がっているところを測ることになるので正確な値は出ません。大体の数値がわかればいいんです。ちなみに3箇所測定して、[3.1, 3.05, 3.0]mmでした。使用限度をとうの昔に超えとるやないかい!
本題:ディスク交換
①ディスク取り外し
今回必要になるものは
リアブレーキディスク ×1 69211-25G70-000
ボルト、フロントブレーキ ×3 59218-09G10-000
です。ブレーキディスクの固定ボルトは原則再利用不可です。ネジロックを塗布して使いまわすのは自己責任で。
まずホイールを車体から外し、次にホイールに取り付けられたABS用の車速センサローターを取り外す。(六角レンチ:4mm)センサローターを外したら、大本命、ブレーキディスクを外します。
ネジが3本(六角:6mm)です。通常ネジロック剤が塗られているので、どうにかする必要があります。一番簡単で確実な方法はヒートガンで温めた後、ショックドライバで緩める方法。アタックドライバ・インパクトドライバなど各メーカーで呼び方が若干異なってますが、こんなヤツです。
ヒートガンの代わりにはんだごてをネジ穴に当てて温める人もいます。はんだごては温度調整無しの安いやつで十分です。自分は面倒だったので初っ端からショックドライバ使って外しましたが、ねじ頭が錆びているなら温めましょう。
自分の使用しているショックドライバはアストロの12.7SQ仕様のものです。付属ビットが少ないのでアストロのパワービットセットを追加で購入してます。
多用途で使えるのは下のko-kenの9.5SQ仕様のアタックドライバ。差し込み角が9.5SQかつ
ビットホルダが6.35なのでビットが探し放題。(ビットが割れる可能性はあるけどね)
最初に普通のL型六角レンチも試してみましたがネジをなめる感覚がしたので、ショックドライバを使用しました。
ショックドライバ便利です。ご家庭に1本。 |
交換先のディスクが「品番:69211-25G70 (SUNSTER刻印)」です。ヤフオクに「品番:69211-25G50 (SUNSTER刻印)」がありますが、何が違うのかわからないです。現地仕様で精度が甘い?材質違い?形状は同じっぽいんで気になる方は人柱覚悟でどうぞ。7000円程度と国内品に比べて安いです。ちなみに国内だと該当品番無しです。
さて、ボルトをすべて緩めたらタップを使用してネジ穴清掃をするのが好ましいですが、面倒なのでキャブ清掃用ブラシでササッと掻き出して終了。
交換したディスクですが、だいぶ痩せていました。
右側のディスク、中指のあたりが薄いの分かりますかね?
外周が多く減る正常な摩耗をしてます。これ真ん中あたりだけ摩耗していたり、ある一部だけ摩耗していたりするとディスクが歪んでいるか、ブレーキパッドが変形していたりとブレーキトラブルを抱えている可能性があります。
②ディスク取り付け
ディスク取り付け |
段付き側が表 |
次は固定ボルトを締めます。対角線上に・・・と行きたいですが3本しかないので順番に。
指定トルクは23N・mです。後はABS用の車速センサローターを元に戻します。指定トルクは6.3N・mです
最後に合いマークをボルトに書きます。こういうのです。
定期的に緩みが無いか確認するのが楽になります。線がズレている=緩んでいるなので。油性の白色マーカーで引くことをおすすめします。自分は三菱のこれ。消えづらいのでおすすめです。なおホムセンのほうが安いのでホムセンへGO。
まとめ
今回は時間の都合でディスクだけ交換しましたが、リアホイールを外すタイミングでホイールベアリングのグリスアップ・交換やダストシール交換・ブレーキパッド交換もおすすめします。
今回の使用部品 品番
リアブレーキディスク:69211-25G70-000
フロントブレーキディスク:59218-09G10-000
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