【忘備録】樹脂部品の溶接修理(冷却ファン修理)
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悲報:フィン木端微塵
木っ端みじんとなったファン部分 |
外で作業中になんか変な音がすると思ったら、左側カバーが外れて冷却ファンを叩いてた。
写真をみてもらうとわかるが、ファンの羽部分がきれいに吹っ飛んだ。
近所のアストロで交換部品を注文しようとしたら「限定品で交換部品の設定がありません」と来たもんだ。
現行のハイスピードモデルの部品図を見せていただけたので、形状の似ている現行用のファンとカバーを注文。国内に物がないそうで、最低3ヶ月待ちなので気長に待ちます。取り付けれるかどうかは来てからのお楽しみということで。
余談ですが、コンプレッサーとエアインパクト・ドリルや電動工具は持ってると何かと作業がはかどります。
さてその間使えないのは困るんで、折れた羽の修理に挑戦してみる。
冷却ファンは樹脂製でクランクシャフトにはめ込む方式。接着剤だと遠心力や振動ではがれる恐れがあること・ファンに使用樹脂が刻印されていないため、溶着修理なるものをしてみる。
本来なら材質の合う溶接棒か同じ材質のプラパケを切り出して補強として使うほうが良いと思うが、樹脂の種類もわからないし一時しのぎなので本当に溶かしてくっつけるだけ。
やり方
注意!! 溶けて気化した樹脂材は人体に対して、非常に有害です。換気扇の真下など換気の良い場所で行うか、屋外では風上にて作業してください。
取れた部分と基礎部分を合わせ、割れ筋に沿ってはんだごての先端を滑らしていくだけ。
温度調整できるはんだごてのほうが樹脂相手ではやりやすい。
調整できない安いはんだこて(100均のやつとかホビー向けを謳っている製品)だと、どれくらい当てるかは勘となる。濡らしたスポンジで多少温度調整はできるが、やってみないとわからないので初めてなら感覚を研ぎ澄まして作業してください。
最終的に触って「グニュッ」としたやわらかい感覚が無ければ溶着できてるはず。
結果
こんな感じ。
見栄えは悪いけれど機能は復旧できたので十分。折れていない方は下の写真みたいな感じ。
まとめ
今回は自己責任で単に溶かしてくっつけただけです。本来なら同じ材質の溶接棒を溶かして気化して痩せてしまう分を補充してやる必要があります。DIYなら中華の安いやつで十分すぎるくらいです。
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